2012年11月 京都御所2012/11/11

この間、京都御所の一般公開に行ってきました。
平日でしたが、賑わっていました。外国の方も多かったように感じました。

当日、肌寒いくらいでしたが、時折、濡れるほどではない雨がぱらぱらと降ってきたりと、ビミョーな天気。
空はCGで合成したかのような「不穏な」感じになってました(笑)。


入り口では、「皇宮警察」勤務のわんちゃんが、お仕事中。


こちらは御車寄(おくるまよせ)の写真。お花が生けられていました。


今回は、このように行事の絵も数点、展示されていました。
ちょっと写真では解説部分が見にくいですが、クリックすると大きくなります。


紫宸殿前を外から撮影。
荒野って撮ると、人が写り込んでいないので、ちょっと不思議なかんじです。


こちらは清涼殿前の庭。
以前は改修中だったのですが、今回は改修も終わり、すっきりとしています。


ところで、今回は京都駅から地下鉄を使い、「今出川」という駅からおりたのですが、そのとき駅の外に立て看板がありまして、「冷泉家 特別公開中」とありましたので、御所見学の後に行ってみました。


写真撮影は禁止でしたので、写真は外からのものしかありませんが、見学はたのしかったです。
これは外からの門の様子です。


冷泉家と言えば、以前読んだ冷泉家の方へのインタビューで、ずっと京都に在住しているが、疎開したこともあったというお話に、インタビュアーの方が「この間の戦争で?」と問うと、「応仁の乱でございます」と答えていたのが印象的でした。 つうか、読んだときひっくり返りました(笑)。

そんな冷泉家のお邸が見られて、ありがたかったです。

そのお邸は同志社大学のそばにあったのですが、その大学も門構えがすごかったです。
この御門の左側には、ちゃんと小さい潜り戸がありました。


そんな感じの日帰り京都でした。
帰りは京都駅のおにぎり屋さんで、「チリメンサンショウ」と「公家みそ」のおにぎり買って帰りました。
新幹線で夕食代わりに食しました。おいしかったです。

1993年4月 京都2011/10/28

こちらは取材というより、旅行のときの写真です。
「なんて素敵にジャパネスク 11巻」の1/4の柱にも書きましたが、京都、奈良、姫路へと、お花見に行ったときのものです。

こちらは京都、清水寺の桜です。


清水寺では、写真を撮ろうと思った撮影によいビューポイントには、必ずカメラ一式を装備したオジサンが場所取りをしていました。あ、あそこから撮ったらきれいな写真が撮れるな、と思うと、必ずオジサンがいる。必ずいるので、笑ってしまいました。

昼間も人が多かった清水寺ですが、ライトアップされた夜には、さらにすごい人出になっていました。清水の舞台が満員電車の車内のようで。混雑緩和のためのアナウンスもあったし(笑)。

円山公園と八坂神社の桜(だったと思います)。


翌日、吉野の桜です。山の中では桜の咲く時期がずれるので、全体で見るとピンクの部分と緑の部分があります。


同じく吉野です。今回はオンシーズンということで、観光客でにぎわっていました。道の端にも出店が出て、もとからあるお店も店先をオープンにして、名産品などを売っていました。
表のほうは、ここは原宿か? というほどの人でしたが、蔵王堂の裏のほうは、とても静かでした。


以前、氷室さんと来たときに泊まった宿です。前にアップした写真とは、季節と天気が違うので、趣も異なります。


上は春日大社、下は東大寺の桜です。奈良はどこもかしこも桜が咲いていて、すごくきれいでした。


氷室神社です。確かこのときには疲れ果てていて、お参りはせずに写真だけ撮ったのだと思います。


翌日は姫路城観光。
こちらも、どこを見ても桜、桜、桜という風情でした。城内も、くまなく歩くとかなりの距離を歩くので、かなり疲れました。


これは姫路城のお隣にあった「好古園」という庭園の中です。当時はできたばかりで、植栽もまだ植えたばかりという感じで、風景になじんでいませんでしたが、今行ったら素敵な庭になっているのではないかな。



以上が、春のお花見写真でした。 このときのカメラは CONTAX T2 という、コンパクトカメラです。なので、ちょっと今までと、写真の色が違っています。

1990年12月 京都2011/10/19

1990年12月、京都で高御座の一般公開があり、日帰りで行ったときの写真です。
当時の手帳を見ると、ジャパネスク連載の合間の、三回のお休みのときに京都御所に行ったようです。

このときの一般公開は、今上天皇の即位の礼のときに使われた、「高御座」と「御帳台」を公開するためのものでした。
普段の御所の一般公開は、春と秋の二回です。

こちらは御所の門の写真です。
アップと斜めから見たもの。


紫宸殿を囲む壁と、門のひとつです。柱が朱塗りです。 さすがに一般公開なので、人がたくさんいます。


紫宸殿の階段です。警備の人がついています。


紫宸殿の正面から。奥に見えているのが「高御座」。右に見えているのが「御帳台」です。
「高御座」が天皇の御座所、「御帳台」が皇后の御座所になります。


紫宸殿の右端。廊下とのつながりと、屋根の下が撮りたかったのかな?


こちらは一般公開ではおなじみの、人形の展示です。


屋根の見える様子。ほか。


これは御所内に停まっていた消防自動車です。なぜこんなものを撮ったかといいますと、


「皇宮警察本部」と書いてあります。
これが撮りたかったんですね(笑)
御所内の消防は管轄が違うのかと、当時は驚きました。「皇宮警察本部」のサイトには、「警察で唯一消防活動を行う」とあります。この写真を撮ったときには知らなかったのですが、今は公式のサイトで調べることができるので、スッキリです。

これは御所の外側から撮ったもの。御所にはいくつかの門があるので、その都度写真を撮っていました。


こちらは「京都文化博物館 別館」の外観です。
コミックス、「なんて素敵にジャパネスク」の6巻の柱にも書いた、「清涼殿の一部のレプリカ」がなくなっていたところです(笑)。
館内の写真がないのは、たぶんフィルムの関係で、暗めの館内が撮れなかったからだと思います。ボケた写真なら何枚かありましたので。


昔はフィルムの感度を、ASA(アーサー)100とか400とか言っていたのを思い出しました。今はISO(イソ)なんですね。

*上記「平成天皇」を「今上天皇」に訂正しました。(10/22)
誤記のご指摘ありがとうございました。
早々にご指摘くださった方もいらっしゃったのに、訂正が遅れてすみませんでした。みなさんがお詳しいので、助かります。
確かに、この表記では高彬に絞められてしまいますね……。

1990年6月 その2長谷寺2011/05/31

続きです。

こちらは長谷寺へむかう道。
午前中と違って、空が晴れわたっています。


長谷寺の仁王門。


本道へ向かう階段。登廊(のぼりろう)というらしいです。


長谷寺いろいろ。


下の写真が、ジャパネスクの人妻編では「慈光寺」の門になっています。
こんな感じで、撮った写真が資料になります。
尼寺ではないのにね(笑)。
(この写真はクリックすると大きくなります)


長谷寺の本堂は山の上にあるので、上から見るとこんなかんじに眺望がひらけて見事です。
(この写真はクリックすると大きくなります)


礼堂と、礼堂の外舞台。


手水(ちょうず)の龍がとてもかわいかったので撮りました(笑)。


その他いろいろ。


なにぶん古い写真なので、記憶が不確かで、あまり詳しい説明ができずにすみません。
吉野、長谷寺ともに、ネットで検索すると、観光案内や公式サイトがでてきますので、詳しいことを知りたい方は、そちらをご覧になってください。

二泊三日の旅行でしたが、氷室さんともいろいろお話ができて、とても楽しかったのを覚えています。

当時の手帳を見たら、東京駅の「銀の鈴」で待ち合わせをしていたもよう。
このとき初めて「銀の鈴」を待ち合わせに使ったのを思い出しました。
有名なわりに、使ったことがなかった「銀の鈴」……。

1990年6月 その1吉野2011/05/31

これは氷室さんと、集英社の「コバルト」の編集さんとご一緒したときの写真です。
「なんて素敵にジャパネスク」のコミックスの4巻に、「吉野日記」として描いたので、覚えていらっしゃる方もいると思います。

下は吉野の写真です。左側におみやげ屋さんがならんでいます。


泊まった宿の窓から撮った朝霧の写真です。
真っ白な景色が、だんだん晴れて山のみどりが濃くなっていく様がきれいでした。


泊まった宿の外観です。


途中にあった建物の写真ですが、どこなのか不明。
さすがに古すぎて、記憶が……。


こちらは吉野山の「蔵王堂」です。
前にアップした写真とは、天気が異なるので、受ける印象も違いました。


これは下から見た「蔵王堂」かな? 不確かですみません。


吉野山の温泉へ向かう山道です。
コミックスの説明を見ると
「下から見ると おりてこられたのが不思議なくらい 見事なヤマ道」
と書いてありました。
そして「これは守弥も足すべらせて落ちますわね」とも。

コミックス4巻では、まだ守弥が登場していないので「M弥」と伏せ字になってます。
確かに考え事をしながらこの道を歩いたら、守弥でなくとも落ちそうです。
(この写真はクリックすると大きくなります)