トビラ絵その10 ― 2011/09/06
原作「ジャパネスク・アンコール!」より、「高彬のジャパネスク・ミステリー」のトビラ絵です。
別名、「高彬くんを脱がしていくシリーズ」です(笑)。
1991年、花とゆめ7号、巻第三 其の一。
高彬のジャパネスク・ミステリー1
今はあまり見なくなりましたが、2色カラーのページです。
画集をお持ちの方は、原画の色をご存知でしょうが、印刷時はこんな色味でした。紙が劣化して、ちょっと黄色く見えていますが。
トビラの花の部分は、和紙のコラージュです。武官の束帯の正装を着くずしています。
1991年、花とゆめ8号、巻第三 其の二。
高彬のジャパネスク・ミステリー2
こちらは狩衣です。
この時点で、早くも「脱がしていくシリーズ」に気付かれた方がいたような……。「ひょっとして? いや、まさか」と思いつつ、三回目で確信した方から、お手紙をいただいた記憶があります。
1991年、花とゆめ9号、巻第三 其の三。
高彬のジャパネスク・ミステリー3
「らくがき」でご紹介した、下書きで守弥がのぞいていたトビラです。
奥の花はれんぎょうです。当時、駅への道すがら、れんぎょうをきれいに咲かせているお庭があって、壷に生けたらきれいだろうなあと思って描きました。今はその家もなくなってしまいましたが。
1991年、花とゆめ10号、巻第三 其の四。
高彬のジャパネスク・ミステリー4 こちらはしだれ桜。
春は、れんぎょうや菜の花、やまぶきの黄色、こでまりやユキヤナギの白、桜のピンク色と、うきうきするような景色になるのが好きです。
このあたりで「脱がしていく」に気が付いた方が、ちらほらと……。
1991年、花とゆめ11号、巻第三 其の五。
高彬のジャパネスク・ミステリー5
1991年、花とゆめ12号、巻第三 其の六。
高彬のジャパネスク・ミステリー6
そして、「シリーズ」にオチがついたトビラ絵。
いや、だって少女漫画ですから(笑)。
当時の「花とゆめ」は、少女漫画誌とはいえ、「少女」が主人公の漫画ばかりではないという雑誌だったので、こんなトビラでの遊びができたのだと思います。
1991年、花とゆめ7号、巻第三 其の一。
高彬のジャパネスク・ミステリー1
今はあまり見なくなりましたが、2色カラーのページです。
画集をお持ちの方は、原画の色をご存知でしょうが、印刷時はこんな色味でした。紙が劣化して、ちょっと黄色く見えていますが。
トビラの花の部分は、和紙のコラージュです。武官の束帯の正装を着くずしています。
1991年、花とゆめ8号、巻第三 其の二。
高彬のジャパネスク・ミステリー2
こちらは狩衣です。
この時点で、早くも「脱がしていくシリーズ」に気付かれた方がいたような……。「ひょっとして? いや、まさか」と思いつつ、三回目で確信した方から、お手紙をいただいた記憶があります。
1991年、花とゆめ9号、巻第三 其の三。
高彬のジャパネスク・ミステリー3
「らくがき」でご紹介した、下書きで守弥がのぞいていたトビラです。
奥の花はれんぎょうです。当時、駅への道すがら、れんぎょうをきれいに咲かせているお庭があって、壷に生けたらきれいだろうなあと思って描きました。今はその家もなくなってしまいましたが。
1991年、花とゆめ10号、巻第三 其の四。
高彬のジャパネスク・ミステリー4 こちらはしだれ桜。
春は、れんぎょうや菜の花、やまぶきの黄色、こでまりやユキヤナギの白、桜のピンク色と、うきうきするような景色になるのが好きです。
このあたりで「脱がしていく」に気が付いた方が、ちらほらと……。
1991年、花とゆめ11号、巻第三 其の五。
高彬のジャパネスク・ミステリー5
1991年、花とゆめ12号、巻第三 其の六。
高彬のジャパネスク・ミステリー6
そして、「シリーズ」にオチがついたトビラ絵。
いや、だって少女漫画ですから(笑)。
当時の「花とゆめ」は、少女漫画誌とはいえ、「少女」が主人公の漫画ばかりではないという雑誌だったので、こんなトビラでの遊びができたのだと思います。







コメントへのお返事13 ― 2011/09/06
背景処理は、建物や効果線などは、基本手描きです。三条邸の全景などは、以前描いたものをコピーして貼っていますが、格子や御簾などは、その都度描き込んでいます。セリフまわりの集中線は、トーンのときと、手描きのときがあります。点描などは、今はほとんどトーンです。
そのトーンも、原稿に直接貼るアナログトーンと、取り込んだ原稿に、パソコンで貼る、デジタルトーンに別れます。アミトーンなどは、ほとんどがデジタルです。
たとえば、下のページでは、青い矢印の部分がアナログトーンです。守弥の髪や、影のアミのトーン、グラデーション、きもの、御簾のもようは、デジタルトーンです。
このページの背景は、すべてアナログ(手描き)で描いたものです。
また、下のページの青い矢印のところは、アナログトーンです。ピンクの矢印の効果線は、どちらも手描きです。
「がばっ」「はっ」などの書き文字は、別紙に書いて、あとで合成することもありますし、そのまま原稿に書き込むこともあります。
きものの柄は、一回しか出てこないところなどは、手描きのときもありますが、たいていはパソコンのソフトに「ブラシ」として登録し、スタンプのようにぺたぺた貼ります。縮小や拡大をして、ブラシの柄の大きさを人物に合わせますが、線の太さが変わるので、下の絵のように、大きさの違う柄を3~5種、手で描いて、それを登録して使います。
下のページのピンクの矢印のように、もようがトーンになっているのは、スタンプしたもようを、デジタルトーンに変換しています。
ちなみに青い矢印のところがアナログトーン。その他はデジタルトーンです。3コマ目の、高彬と背景の木は手で描いていますが、奥の牛車は、以前描いたものの流用(コピー&ペースト)です。
(上記の解説のための原稿は、コミックス「ジャパネスク 人妻編」11巻より引用しています)
そんな感じで、私の描き方では、アナログとデジタルが混在しています。基本的には「アナログの画面に近い原稿にする」ことを意識して、原稿を描くようにしていました。
連載が始まったばかりのころは、まだ描き方が定まっていなかったので、原稿用紙に出力した原稿に、アナログトーンが貼ってあったり、出力した原稿と、パソコンを通してないアナログの原稿が混在していたりと、めちゃくちゃでした(笑)。
試し刷りも多く、「デジタル化でペーパーレスなんて嘘だろ!」というくらい、プリントアウトの紙が散乱していました。
西荻におばあさまがいらっしゃるという方、私は今は、杉並区民ではありませんが、11歳くらいから22歳くらいまで杉並にいました。西荻に行くことがありましたら、おすすめのお店に行ってみたいと思います。
二回目のコメントをくださった方、ありがとうございます。トビラ絵も楽しんでいただいているようで、こちらも嬉しく思います。
トビラ絵に解説をつけるため、当時の手帳などを見返して、私もいろいろと思い出して、懐かしく思っています。
電子書籍での購入についてのご質問ですが、ジャパネスクのデジコミを読んでいる方は、携帯サイトだそうです。ジャパネスクをPCで読めるサイトを、私は知らないのですが、携帯サイトは、白泉社のホームページに案内がありますので、そちらをごらんになってみてください。
白泉社eコミックス
連載当時のトビラ絵が見られて嬉しいとのご感想、ありがとうございます。雑誌のほうは購入していなかったコミックス派の方々には、目新しく、面白いものだと思われます。アオリなどはとくに。
サルベージしている身としては、ああ、こんなのもあったなあと、懐かしく思っています。
最終巻の各話について、こまかい感想をくださった方、ありがとうございます。高彬が大好きだということが、ひしひしと伝わってきました(笑)。
瑠璃パパと高彬のパパは、私も描いていて楽しかったふたりです。オヤジふたりが寄り添っているという絵柄は、ちょっと笑えますが。
スキャニングに関してのアドバイスをくださった方、ありがとうございます。カラーページに関しては、アドバイスに従って、その後は取り込んでいます。
モノクロの原稿では、裏移りというよりインクと紙の劣化によるものなので、対処のしようがないという感じです。劣化もまた風情のひとつということで、楽しんでいただければと思います。
ときどき劣化というより、紙がしわくちゃになってたりもしますが、それもご愛嬌ということで。(←ムリヤリ)
by 山内直実 [コメントへのお返事] [コメント(0)|トラックバック(0)]