1990年12月 京都2011/10/19

1990年12月、京都で高御座の一般公開があり、日帰りで行ったときの写真です。
当時の手帳を見ると、ジャパネスク連載の合間の、三回のお休みのときに京都御所に行ったようです。

このときの一般公開は、今上天皇の即位の礼のときに使われた、「高御座」と「御帳台」を公開するためのものでした。
普段の御所の一般公開は、春と秋の二回です。

こちらは御所の門の写真です。
アップと斜めから見たもの。


紫宸殿を囲む壁と、門のひとつです。柱が朱塗りです。 さすがに一般公開なので、人がたくさんいます。


紫宸殿の階段です。警備の人がついています。


紫宸殿の正面から。奥に見えているのが「高御座」。右に見えているのが「御帳台」です。
「高御座」が天皇の御座所、「御帳台」が皇后の御座所になります。


紫宸殿の右端。廊下とのつながりと、屋根の下が撮りたかったのかな?


こちらは一般公開ではおなじみの、人形の展示です。


屋根の見える様子。ほか。


これは御所内に停まっていた消防自動車です。なぜこんなものを撮ったかといいますと、


「皇宮警察本部」と書いてあります。
これが撮りたかったんですね(笑)
御所内の消防は管轄が違うのかと、当時は驚きました。「皇宮警察本部」のサイトには、「警察で唯一消防活動を行う」とあります。この写真を撮ったときには知らなかったのですが、今は公式のサイトで調べることができるので、スッキリです。

これは御所の外側から撮ったもの。御所にはいくつかの門があるので、その都度写真を撮っていました。


こちらは「京都文化博物館 別館」の外観です。
コミックス、「なんて素敵にジャパネスク」の6巻の柱にも書いた、「清涼殿の一部のレプリカ」がなくなっていたところです(笑)。
館内の写真がないのは、たぶんフィルムの関係で、暗めの館内が撮れなかったからだと思います。ボケた写真なら何枚かありましたので。


昔はフィルムの感度を、ASA(アーサー)100とか400とか言っていたのを思い出しました。今はISO(イソ)なんですね。

*上記「平成天皇」を「今上天皇」に訂正しました。(10/22)
誤記のご指摘ありがとうございました。
早々にご指摘くださった方もいらっしゃったのに、訂正が遅れてすみませんでした。みなさんがお詳しいので、助かります。
確かに、この表記では高彬に絞められてしまいますね……。